2016年2月15日月曜日

小規模多機能ホーム馬来田の太陽 空き状況

春一番と共に春の訪れ♪♪
なんて浮かれているとひどい目に合いそうなお天気。
こんな陽気だと、私達も免疫力が低下して体調を崩しやすいのは当たり前。
身体に痛みがある人は痛みが強く出たり、体がだるくなったり。
認知症、精神疾患の人は気圧の変化によって
体調不良を訴えたり、なんだかソワソワと落ち着かなくなることが多くあります。
実際に利用しているみなさんの様子を見ていると、
 ・天気予報自体見ていないので服装を変える等の対応が出来ていない
 ・天気予報は見たけど、気にしていない
 ・天気予報は見たけど、寒いのは苦手なので用心の為、真冬の服装のまま
 ・服装を変えようと思ったけど、春の服がどこにあるかわからない
 ・季節や陽気等がわからないので適切な服装が出来ない
暖かいのに厚着していると
 →汗をかく(本人自覚なし)
 →汗が冷えて寒い
 →なおさら厚着継続。温かいお茶をすすりながら飲む。(量が少ない)
 →身体の水分が不足
 →脱水気味で精神的不安定や体調不良
大体こんなパターンでしょうか。
水分を多めに摂ってもらったり、入浴の際にアドバイス、実際に洋服を調整できるようにしています。

気温が乱高下しているときは排便リズムが乱れる人が多くなります。
水分が不足する人が多くなるので当たり前なのですが…。
認知症があって排便リズムが乱れた人は
なおさらソワソワと落ち着かなくなっていきます。
私達だって、お腹が痛ければ落ち着かない、
便秘してるとお腹が張って苦しくて不快。
それを訴えるのが難しかったり、きちんと認識することが難しい人の表現は
ソワソワ、不安定になるのは仕方がないことだな、と
自分のお腹と向き合っていてそう思います(´-` )
先週末からいつも以上に排泄状況の確認をしっかり行うように
スタッフとも話をしています。

さて、小規模多機能ホーム馬来田の太陽の空き状況についてお知らせします。
平成28年2月現在、登録人数には余裕がございます。
要支援の方、要介護の方、いずれも対応可能です。
サービス内容等、ご利用に当たっては事前にご相談ください。
お問い合わせは馬来田の太陽 渡邊・宮﨑までどうぞ。
ご連絡お待ちしております。

2016年1月26日火曜日

大寒波襲来!

急激に寒い!ですね。

太陽さんの畑。





霜柱立ってますねー。

畑の空いている所の
ド真ん中を貫いてますねー。
いやー、
踏みつぶしたい!











アップにしてみました。

雄々しいというか
猛々しいというか
なかなかの勢いですね。












ボールペンを
並べてみました。

立派な柱です。









あ、ちなみにこれすべて

午後3時撮影ですけど。

どんだけ寒いんだ!!

寒さの中でも馬来田の太陽の皆さんは元気に活動中!
とはいえ、また暖かさが戻ってくるとのこと。
ノロウィルス等による感染性胃腸炎や
インフルエンザも流行中。
体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
なにより手洗いが一番効果的、だそうですよ!

2016年1月18日月曜日

お詫びと訂正?

先日、2月の行事についての話し合いをしました。
2月は節分行事で恵方巻作り、豆まき、どんど焼きで焼き芋が毎年の定番です。

話し合いの数日前、担当者が相談に来ました。
「今年もどんど焼きを計画していたが、
空気が乾燥していたり、風の強い日が多く どんど焼きを行うのは危ないと思う。
ただ、規模を小さくしては見栄えも悪いし、迫力がなくなる。
中止して浅草寺などで行われている鬼問答をやってみようと考えている。」
という内容でした。

例年私達がやってきた、もしくはやろうとしていたどんど焼きは
庭に正月に作った門松の竹などを組み上げてスタッフの背丈ほどにし、
門松の藁や松、昨年1年間製作した物(壁新聞や七夕飾りなど)を一緒に燃やす、というものでした。
背丈ほどの高さにしてあったので、危ないから中止ということが続いていました。

相談を受け、話し合いをして、
『どんど焼きの風習についてもう一度利用している皆さんに聞いてみよう』
という結論に至りました。

行事を行う目的のひとつに「回想法」というものがあります。
回想法は認知症予防に効果があると言われています。
昔のことを思い出しながら、言葉にして語り合うことで、
高齢者自身は自尊感情を高める等の効果があり、家族や支援者にとっては高齢者の個性、歴史、背景への理解を深め、かけがえのない存在として尊敬の念を抱くことができるようになると言われています。

そんなわけで、
回想法としてどんど焼きを行うなら、見栄えや迫力のことは考えず、
危険がない形で実施出来る方法を考えたらいいのではないか。
一生懸命調べて行き当たったであろう『鬼問答』についても
知らない風習を真似ることにはあまり意味はないのではないか。
いずれにしても、皆さんに聞いて、
より回想法として適切な方法を見つけて実行しよう、ということになりました。

ちなみに調べた所によると、
どんど焼きは1月15日の小正月に行われていて、
正月飾り・注連縄などを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やす神事だそう。
どんど焼きの火にあたると若返る、とか、燃やした後の火であぶった餅やお団子などを食べると1年間健康でいられるなどなど、家内安全、無病息災や五穀豊穣などの願いが込められているそうです。
馬来田の諏訪神社や孫の台地区では節分に合わせて行われているようです。



以前、撮影した
諏訪神社節分祭のどんど焼き。
横に立っている人の背丈の
倍以上まで燃えています。
  

さて、行事についての話し合い当日。
相談に来た担当者から報告がありました。
「皆さんに、どんど焼きって知ってますか?と尋ねた所、
リアクションのあった方は数名でした。
その中で『年越し』なら知っている、という声があり、
再度『年越し』って知ってますか?と聞いて回ってみた所、
この周辺地区だけでなく、下郡や田川地区の方まで
多くの方がそれなら知ってるよ、とのことでした。」

え???
年越しとか、超初耳なんですけど。
地元在住のスタッフに話を振ると、

「諏訪様や孫の台地区ではどんど焼きで盛大に燃やしているようですけど
うちの地区は年越しって言いますね。
畑に穴を掘って炭火くらいにじわじわと火を燃しておいて
お札やお飾りをくべるんです。」
「私の地区も年越しって言ってますね。
同じ感じで周りで暖まっています。」

・・・
・・・・・・
それを早く言ってよぉ~!!

そんなわけで
今年から2月行事の名称を 年越し に訂正いたします。
これまで、回想法のつもりでどんど焼きとして実施して参りましたこと、お詫びします。

当日は午前中から炭を燃やして、お飾りなどを少しずつくべていき、
最後は焼き芋を作ることになりました。
鬼に焼き芋を持っていかれないように気を付けなくちゃ。

それにしても。
いつも皆さんのお話をじっくりと聞いているつもりだったのに、
こんな大きな行事ですら、的外れだったとは。
反省です。
とにかくまずは皆さんに聞いてみる。
これほど簡単なのに、忘れてしまいがちです。
介護についてもそう。
介護の基本やセオリーが身に付いてくると
つい皆さんの希望やこだわり、生活習慣に耳や心を傾けることを忘れがち。
大事なことを見つめ直すことが出来た、どんど焼き騒動でした。

どんど焼き改め「年越し」は2月2日、3日実施予定です。

2016年1月1日金曜日

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。


さて、昨年末の様子をちらり。

障子の貼り替えに
大わらわ。
「キレイに拭き取らねっきゃ
貼りつけらんねぇよ。」
望年会のひとこま。
二種類のお鍋を囲んで
おはしもお話しも弾みました。
「もったいないけど
あたしゃもう食べられないから
アンタ頑張んな」
「私も無理ですー」

くす玉に来年の
願いを込めました。






そして今日の馬来田の太陽。


蝋梅が咲いています。

玄関前には
皆さんと一緒に作った門松。
今年も立派にできました。
協力してくださった皆さん、
ありがとうございます。



賑々しいお正月にぴったり、
堂々とした佇まいです。






今日の昼食は特別メニュー♡
元日に太陽さんにいた人だけの秘密ですけどね。
今日だけでも
遊歩道歩き初め、カルタに書初め、いろいろ『初め』ました。
今年も元気いっぱいの1年にしましょうね!!

馬来田の太陽の通常営業は4日からです。
皆さんとお目にかかれるのを楽しみにしています!!

2015年12月30日水曜日

年の瀬に

今朝出勤してきた8時過ぎ、馬来田の太陽の外気温は2℃。
霜であたりは真っ白、薄氷もはっていました。
一昨日からグッと冷え込んできて、
ようやく冬らしい、年末らしい空気が流れています。

さて、今年も明日でおしまい。
デイ、小規模とも年内休まず営業中です。
今日も多くの方にお越しいただいて、
入浴納め、遊歩道歩き納め、体操納め、障子貼りをお手伝い頂いたりしました。
今日は毎年恒例の望年会、
お昼はみんなでお鍋を囲んで1年を振り返ったり、来年の抱負などをお話しながら
楽しく過ごしてきました。
フロアには今年1年の写真や作品なども飾って、
さながら『平成27年太陽さんギャラリー』です。

振り返ると今年もいろいろありました。
4月の介護報酬の改定、
8月の負担割合証交付、負担限度額認定証の条件変更、
10月から配布されたマイナンバーに係る事務手続きの変更、
そして今は来年3月から木更津圏域でも始まる介護予防・日常生活総合支援事業の準備、
4月から始まる地域密着型通所介護への移行へ向けた準備などなど…
介護保険にかかわる変更がたくさんあってあたふたしていた1年でした。
皆さんには出来るだけ丁寧にわかりやすくご説明してきたつもりではありますが・・・
ご迷惑を掛けた方がいらしたらごめんなさい!
そして…3月、4月にはまた変更があります!
今、各担当スタッフが内容の確認、自主学習を進めていますので、
その時期が来ましたらご協力をよろしくお願いします。
(スタッフの皆さん、頑張りましょうね!)

小規模多機能では登録定員、通い定員が増えました。
これに伴って新しいスタッフも増えました。
介護施設の人材不足が叫ばれる中で集まってくれた精鋭(言い過ぎ?笑)、
一生懸命それぞれの業務に当たってくれています。

私個人的には、大きな変化もなく、平穏無事な1年ではありました。
まあ、5年毎の介護支援専門員資格の更新研修があったりもして
何だかワーッと日々が過ぎていったなぁ、という印象です。
歳を重ねる毎に1年が過ぎるのが早くなる、といいますが、
だいぶ、重ねてきたことを実感しています・・・。

毎年この時期、ブログ記事を更新していて思うのは
今年お別れした方のことです。
お別れに触れた悲しさ、寂しさ、
その方の人生の最後の最後までかかわることが出来たことへの感謝、
もっとこんなことができたんじゃないかな、これでよかったのかなという後悔、
素敵な笑顔やうれしい言葉の数々。
様々な出来事、教訓、思い出を振り返りながら
太陽さんの今、そしてこれからに繋げていこうという思いを強くしています。

さて、玄関前には皆さんに協力していただいた立派な門松が置かれました。
蝋梅も咲き始めて新年を迎える準備は万端といった所です。

今年も介護相談センター馬来田の太陽、
デイサービスセンター馬来田の太陽、
小規模多機能ホーム馬来田の太陽をご利用いただきありがとうございました。
また、運営にご協力いただいた皆様、
お声をかけてくださった皆様、
遊びに来てくださった皆様、
ご協力いただき本当にありがとうございました。
また、年末年始も変わらずに業務に当たってくれているスタッフの皆さん、お疲れ様です。
馬来田の太陽にかかわってくださった皆様のご協力のおかげで
今年も無事に1年を終えることができそうです。
本当にありがとうございます。

皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

2015年12月7日月曜日

12月の小物作り(準備編)


12月の小物作りの完成品です
来月はお正月なので、お飾り風にしてみました。
竹を切り、南天・松・水引を使い可愛い仕上がりです。













竹を切るのは意外に難しいんです。
勢いよく切ると、キレイに切れず、切れ目が入ってしまいます・・・。
そして丸いからまっすぐ切る事もなかなか・・・
「少し曲がったけど大丈夫かな?」
「大丈夫です!切ってもらえるだけで感謝です。」















室内では、作る時に怪我しないよう、切り口をヤスリでつるつるに。
流石、元職人さん。少しずつ丁寧に仕上げてくれました。













検品しながら最後の仕上げ!
もう少し数が足りないので今週は準備期間です。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
小物作りは来週からスタートです。


2015年11月25日水曜日

体調管理にご注意!

昨日まで20℃もあったのに
今日は最高気温が10℃って身体がおかしくなっちゃいますね。
太陽さんでは風邪の症状は全く無いのに
37℃台前半の微熱が収まらない方がちらほら見られます。
暖かい日が多いのにすっかり寒いつもりで着込みすぎだったり、
汗をかいていることに気づかず脱水症状気味だったりすることもあるのですが。
それだけでなく、温度変化に身体が疲れてしまって対応しきれなくて
免疫力が落ちていたりするのかな、などと勝手に考えています。
今年は新型ノロウィルスが流行していたり、
インフルエンザの流行が早くから始まっていたりするようです。
免疫力が落ちていると感染しやすくなると言います。
気を付けたいですね。
そんなこともあって、
馬来田の太陽では
11月15日から2月末日まで全職員がマスクを装着しています。
面会や来訪者の皆様にもご協力いただいています。
お手数をお掛けしますが、ご理解のほど、よろしくお願い致します。

私事ですが、
実はアゴの所に大きなニキビができています。
実はマスクをすることになっていてよかった、と思っています。
宿泊利用していたNさん(女性・要介護5)に
「見てください。ここに1つニキビが出来ちゃいました。」
とこっそり報告した所、

「・・・(よくよくアゴを観察)・・・」

「・・・(指を1本出す)・・・」

「・・・(さらに観察して指を2本に増やす)・・・」

「・・・(さらにさらに観察して指を3本に増やす)・・・」

「・・・(吹き出して爆笑!)」

Nさん、脳血管疾患、認知症、麻痺があって車椅子を使っています。
失語症もあり、言葉がうまく出てきません。
・・・が、私のニキビをよく見て
ひとつではなく、3つだ、と
ジェスチャーで教えてくれた上、
その様子を見て爆笑されてしまいました。

私 「マスクして隠しておけば私の七難隠れますよね?」

Nさん「・・・(ムリムリと手を振る)・・・」

Nさん「・・・(再び爆笑!)・・・」

そんなに本気で笑わなくてもいいじゃないですか・・・。
私のマスクは感染予防だけでなく、
『笑われ予防』にもなっています。